アカスジキンカメムシ
アカスジキンカメムシ
朝、末の息子を送り出して、庭を見ると、アヤメの葉に何か付いています。
もう少し近づいて見ると、鮮やかな色のコガネムシの様です。
しかし、違う様な気もします。
背中光沢の有る緑色の輝き、そして顔のような赤い模様に、少し不気味さを感じました。
私には、息子の他に娘が2人います。
その2人に、この写真を送り「何かな?」と尋ねました。
上の娘は、「カメムシ」。
下の娘は、「コガネムシ」。
と、返事を寄こしました。
娘達は、私が正解を知っていると思い「正解を教えて」とメッセージを寄こします。
私も分からないと伝えると、「カメムシ」と答えた上の娘が、自分の高校時代の友達にこの写真を送りました。
暫くして上の娘から、名前が分かったよと連絡が来ました。
「アカスジキンカメムシ」と言う、カメムシだと言うことが分かりました。
ネットで検索してみると、確かにその通りでした。
娘が写真を送った友達は、大学時代にカメムシに付いての卒業論文を書いたそうです。
そして、海外旅行へ行っても必ずカメムシ採取をしたそうです。
女の子が、カメムシの卒論を書いた事も不思議な気がします。
もっと不思議な事は、朝、私が庭で見つけた1匹の虫。
名前も種類も分からない虫。
その虫の種類と名前が、偶然にしても分かった事です。
朝出会った一匹の虫に、情報通信技術の中に生活している事を改めて感じさせられました。
小さい頃、この様な技術は、SFだけの世界の事だと思っていました。
またその頃は、そう信じていました。
SFの世界は、どこまで現実となるのでしょうか?